ハードディスク(HDD)の物理フォーマットとは何か?

2000年以前の記憶装置の代表はフロッピーディスクでした。現在、主流の記録メディアの1つであるハードディスクはプラッターの表面又は両面に磁性体を付着させたプラスチックの円盤に同心円状に情報を磁気で記録します。このプラッター(記録用円盤)はハードディスクのアルミケースに収められたいますが、パソコン本体にある駆動装置で回転・書き込み・読み出しがなされます。

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同心円の一トラックには128バイトの2のべき乗倍数のセクターに記録されます。現在のセクタ判別法はソフトセクタ方式と呼ばれる方式が一般的で、トラックの第一セクタを示す穴を光学センサが検出し、そこからセクタ番地をソフトで計算する仕組みが用いられています。

フロッピーディスクは取り外しも携帯も可能で非常に便利なものでしたが残念なことに最大でも1.4MBの小容量しか記録出来ませんでした。但しその代わり短時間で簡単に物理フォーマットすることができるというメリットがありました。

このためフロッピーディスクではデーターを削除するとか、消滅させたいときには、日常的に物理フォーマットを行うのが当たり前ですらありました。

しかしこの容量では現在の記録装置としては不十分なので、記録装置は現在では大容量のハードディスクが主流になっています。
所がハードディスクは高速、大容量を満足するために複雑高精度な構造になってしまったため、ハードディスク自体に高度の負担のかかる物理フォーマットではを行うのは途方もない時間と破損の危険を孕むという結果になっています。

尚Windows OSには物理フォーマットをする能力が付加されていませんのでハードディスクメーカー提供のソフトが必要です。

但し、残念なことに仮に「00」を上書する物理フォーマットを膨大な時間を掛けて行なっったとしても、残留磁気は全くゼロにはなりません、微かに残る磁気から復元することも不可能ではありません。

そのためデーター磁気の完全消滅には少なくとも3回の物理フォーマットが必要だと云われています。また、一番確実なデーター消去法はプラッターを破壊するしかありません、多くのプラターは硝子製ですから粉々に破砕すれば一番完全なデータ消去法と言えます。
またプラッターが金属製の場合は細かく切り刻むなどすればデーターの再現は先ず不可能になり安全と考えることが出来ます。

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