ハードディスク(HDD)の故障は、なぜか夏に増える!?

ハードディスクのトラブルの原因でよくあるのが高温や多湿による劣化障害です。ハードディスクを制御するファームウェア基盤は、メーカーなどにもよりますが数時間使うと相当の高温になり、一寸手で触れない程の温度になってきて前兆があるケースがあります。

更にプラッターを高速回転させるためのモーター類の発熱も相当なものです。スキャンディスクのようなハードディスクを酷使する仕事をしますとハードディスク自体の温度がかなり上昇します。

これに夏の高温時には上昇した外気の気温や元々の湿度が加わるのですから故障しても不思議ではありません。そのために梅雨から秋の彼岸頃まではハードディスク制御が困難になることが多く起こります。特に3、4年以上経過したハードディスクは夏場に壊れやすく、夏場を乗り越えても9月、10月の秋に入って壊れるケースがあります。

日本の夏は夜間でも20度以上になることが珍しくありませんから一日中運転したパソコンが夜間に冷やされることが出来ないまま翌日運転して又発熱するの悪循環を繰り返しますからどうしても夏期はハードディスクのトラブルが多くなってしまいます。

このようなハードディスクの物理的トラブルは素人ではとても修理回復は困難です。まして故障したディスクに記録されたデーターを救出するに至ってはとても手に負えるものではありませんから、7月、8月などの夏期はデータ復旧業者への依頼件数は増加します。

まして日本の夏の暑さと多湿は世界に冠たるものです、世界の主要都市の夏の平均気温は、ロンドンでは20度、リマで23度、ロサンゼルスは23度で日本の我々の感覚では完全な冷夏です、南国マニラで29度 ジャカルタ32度 バンコク34度だそうです。さすがにカイロでは41度くらいに達するようですが・・・・

北欧は寒いと表現出来る位だそうですし、フランスのパリあたりは冷房のある家が殆どないそうで、日本では軽井沢や北海道が夏の行楽地ですが、フランス人の夏のバカンスは南に下って日光浴を楽しむんだそうですから如何に日本が暑いかが解ります。

ハードディスクに大きな負荷をかけ温度上昇を引き起こしやすいスキャンディスクやデフラグなどの作業はなるべく秋、冬まで待って涼しくなってから行った方がハードディスクの寿命を長く保てる方法といえるかもしれません。

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