データ復旧サービスの調査を依頼するときはハードディスクを開封するかどうか必ず確認する

ハードディスクが物理的障害を起こしtがときは素人の手には負えませんのでデータ復元は専門業者に依頼しなけらばなりませんが、若しハードディスクのケースを開かないとデーター復元ができない障害の場合は、そのハードディスクは寿命が尽きたと諦めなければなりません。

ハードディスクはその記憶容量にもよりますが同軸に数枚取り付けられていて、毎秒120回の高速で回転する薄い円盤(プラッターと呼ばれます)の裏表両面に幅100nm厚さ1nmの磁気記録膜が同心円状に貼り付けられています。

 

データをこの磁気記録膜に着磁するのは0.7mmのスライダというチップにはりつけられた目に見えないほどの小さいヘッドです。

このヘッドはアームの先端に取り付けられていてアームはディスク外側の支点に支えられディスクの半径を円弧状に一秒間に100回の速度でスイングしてトラックのデーターにアクセスします。

始めヘッドは磁気記録膜にコートしてある保護膜の上に乗っています。
回転が始まると空圧で浮き上がりますがその時でも磁気ヘッドと磁気記録膜の間隔は僅か10nmしかありません。
しかも従来のハードディスクは磁気ヘッドの重心がヘッド付近にあったため極端に振動に弱く僅かな振動でもクラッシュを起こしたものですが最近これが改良され重心がアーム支点近辺に移されたので対衝撃性が5倍以上にも向上し、カーナビゲーションシステムにまで利用できるようになっています。

こんな高精度な機構ですから、煙粒以下の小さな埃が侵入しても動作に支障が生じますので製造は完全無塵のクリーンルームで組立られています。

そんな機構ですから、どんなに注意を払って、如何に器用な技術者が行なっても、ハードディスクの分解、再組み立ては不可能です、仮に一旦満足な運転が出来たにしても、いずれは必ず物理的障害が発生する確率は100%以上と言えます。

それでもデーターが取り出せたらなら、それだけで満足しなければなりません。
ですからデータ復元の専門業者に依頼するときハードディスクを分解するかどうかはよく聞いておきましょう、どうしても分解しなければならない場合もありますが、その時はディスクそのものは無くなると覚悟してから依頼しましょう。

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