スマートフォン(スマホ)のデータは本当に復元できるのか!?

スマホのメール

アイフォーン以外のスマートフォンのアドレス帳や画像・音楽・メモ・カレンダー等の保存はSDメモリーカードに記録している人が多いと思います。SDメモリーカードは1999年パナソニック、サンディスク、東芝三社の共同開発した規格で現在では携帯電話だけでなくデジタルカメラ等の記録媒体として使用されています。

このSDメモリーカードの最大容量は2GBですが、これはファイルシステムがFAT16が2GBまでしか扱えないためです。SDの欠点である誤削除、誤上書きによるデーター消失防止用のロックが付けられています。
その他にも

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携帯に便利なため更に小型化された「miniSDカード」や「microSDカード」がスマホでも多く採用されるようになっています。

2008年にはファイルシステムFAT32に対応し32GBの大容量で速度が動画に対応可能なSDHC(SD High Capacity)が発売され、さらにデジタルカメラの画素数増加に対応するためファイルシステムにexFATを使用して2010年に64GBを2012年には256GBが実現されています。

通信速度もClass 2(2MB/sec)Class 4(4MB/sec)Class 6(6MB/sec)Class 10(10MB/sec)まで各種出揃っていますが注意したいのがSDカードを使う機器の速度です、例えばデジカメで動画撮影するなら多少値は張りますがClass 6(6MB/sec)で32GBは欲しいところですが、動画を撮影出来ないカメラなら安価なClass 2(2MB/sec)の2GBでも十分です。

通信作度が早くなったり、容量が増えていく一方でバックアップ機能は進歩していません。

誤削除や誤って上書きによるデーター消失防止にはバックアップが惟一の有効手段です、パソコンにSDメモリーカードから転送するのが少々面倒ですが出来れば毎日一回行うのを習慣にするのがベストです。

スマートフォンのデータはSDメモリーカードの他、内蔵メモリーでも復元できるケースが多いのですが、問題は電気的に異常が発生しデータそのものが破壊されてしまった場合にはどうしようもありません。

水没時の電機ショートも危険です。

SDメモリーカードの他、内蔵メモリーは落下などの物理的な損傷に強い一方で、電気的には非常に脆いのです。

尚、SDメモリーカードはフラッシュメモリを利用したものですから残念ながら永久保存能力がありません、絶縁体として使っている酸化膜を電子が毎回通過する原理のメモリーで、電子が通過するにたびに少しずつ劣化を起こします。

記憶素子の寿命は数百回程度しかないので多数の素子全体を巡回使用するウェアレベリング方式をとって延命するようになって幾らか改善されました
が、未だ数万回から数百万回の安全しか保証されていません。

今日現在、パソコンのハードディスクまでSDメモリーへの変換が始まっていて将来パソコンの機械部分は無くなり電子デバイスに置き換えられると予想されています。

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